メタモルフォーゼの縁側

最近久々に漫画を読んだ。
「メタモルフォーゼの縁側」
女子高校生と老婦人がBL漫画をきっかけに、少しずつ友人になり、年齢とか関係なく好きでつながる友情を描いたお話。



もうね、最高なんです。
やっぱり人が生きていく上で「好き」があるだけで、毎日が楽しくなるし、ワクワクする。

好きなものを好きと言え、その上で同じ好きを分かち合える人がいることは、この上ない幸せだ。

そこに年齢とか、性別とか、職業とか、妻とか、母親とか、関係ない。

同じものが好き。ただそれだけ。何より純粋で尊い関係。
だからこそ、相手に対して気を遣ったり、不安になったり、心がざわざわしたり。

その時はしんどいかもしれないけど、そう感じられることもまたエモい。
そんな二人の関係がとってもうらやましく、ほっこりするのだ。

何かを、誰かを、思いっきり好きになろうと思える作品でした。
『メタモルフォーゼの縁側』
著:鶴谷香央理
発行:株式会社KADOKAWA

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